今日の授業が終わってさて帰ろうって思った矢先に「ちょっと顔貸してー」と2人に捕まってしまって、ファミレスに連れて来られた。
「梨奈ちゃんは帰宅部だけどさっちゃんは部活良かったの?」
「いいの。本格的な部活は明日から。そんな事よりあんたと先生の方が気になるから!」
「私も。続き聞かせて?明日から先生との部活始まるでしょ?」
完全に楽しまれてる気もするが、こんなに親身になって聞いてくれるのは心配してくれるからなんだと思う。ドリンクバーにジュースを取りに行って再び席に着く。
「でも、お昼の時に話したのが全部だよ?」
「じゃあ、先生になんて呼ばれるの?」
ティーカップを片手に聞いてくる梨奈ちゃんは同い年とは思えないほど、大人っぽくてうらやましい。
「えっと、一条ちゃんか明音って呼ばれるよ…」
明音って呼ばれてると伝えた時に、ふと先生の呼んでいる声が思い出され、なんだか恥ずかしくなってしまった。
「梨奈!聞いた?明音だって!」
「苗字でもちゃんづけだよ?特別感あるね。他の人は苗字呼び捨てか、さん付けだよね?」
「うん。先生の事は?なんて呼んでるの?」
さっちゃんに聞かれて、照れくさいながらも
「先生だけど…出かけた時はLINEでは学さんって…」
「梨奈ちゃんは帰宅部だけどさっちゃんは部活良かったの?」
「いいの。本格的な部活は明日から。そんな事よりあんたと先生の方が気になるから!」
「私も。続き聞かせて?明日から先生との部活始まるでしょ?」
完全に楽しまれてる気もするが、こんなに親身になって聞いてくれるのは心配してくれるからなんだと思う。ドリンクバーにジュースを取りに行って再び席に着く。
「でも、お昼の時に話したのが全部だよ?」
「じゃあ、先生になんて呼ばれるの?」
ティーカップを片手に聞いてくる梨奈ちゃんは同い年とは思えないほど、大人っぽくてうらやましい。
「えっと、一条ちゃんか明音って呼ばれるよ…」
明音って呼ばれてると伝えた時に、ふと先生の呼んでいる声が思い出され、なんだか恥ずかしくなってしまった。
「梨奈!聞いた?明音だって!」
「苗字でもちゃんづけだよ?特別感あるね。他の人は苗字呼び捨てか、さん付けだよね?」
「うん。先生の事は?なんて呼んでるの?」
さっちゃんに聞かれて、照れくさいながらも
「先生だけど…出かけた時はLINEでは学さんって…」
