ウチは翔夜の頭がある方の隅に座り、翔夜の寝顔をじぃーと観察する。


それがまた可愛くて…。



ウチはゆっくりと翔夜の頬を指先触る。



「憎たらしい……」



そう、憎たらしいくらい
……………可愛くて。



ウチは




「ゴメン…翔夜……」



――――ギシっ


ゆっくりと




「もう……我慢できねぇ」



深く

翔夜の唇を塞いだ。