ウチの鋭い目と、冷たい氷のトゲのような言葉に翔夜はビックリしてしまったのか 力が自然と抜けているみてぇでウチを抱きしめている手をスローモーションみたいに 外していく。 「ったく、ガキみたいな事して」 ごめん翔夜……。 「つきあってるこっちの身にもなれよな」 ごめん……。 翔夜の表情がどんどん変わる。 「女みたいなツラしてよ」 ごめん……。 「いい加減男になれよ」 ゴメン………ショウヤ…。