僕と捺夜は階段を勢いよく下りて、そのままリビング……に行くと思ったら
あっさりスルー。
「えぇ!!?ちょっと、捺夜!!!!僕ご飯食べてなぃ!!!」
「んなもん、一食抜いても死んだりしねぇ!!!!」
「そんなぁ………」
僕の目にまた涙が溜まっていくのがわかった。
「あぁあ、一々泣くんじゃねぇ!男だろがっ」
いっつもこんな感じで怒られてばっか。
僕はぐすっと鼻をすすりながら靴を履いて、また捺夜から手を引かれた。
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