華が馨れば

「ぅ。」

涼香は、俯いて、黙り込んでしまっている。

「そーそー。なんであたしらまで呼んだのよ!」

南さんが、私を責めるように言ってきた。

「関係者だから。」

私は、躊躇無く、ズバリと言った。

「はぁ?」

「だって、あなたが命令したんでしょ?涼香に。」