少女警官チカコ 第4話

交番に着くと、背の高い男性と子どもたちが訪ねてきていた。


「失礼しまーす!」

「のべっちさん!」

「パパ、この人がのべっちさん!」


聞きなれた声がしたけど、その声の元は見知らぬ人。

「のべっちさん」だなんて、にこりちゃんとひかりちゃんしかいない。


「のべっちさん、ひかりだよ!」

「わたしは、にこりよ!」


いつもと違う姿をした双子ちゃんだった。