少女警官チカコ 第4話

朝の通学路のパトロールを終えたある日。

仲間の巡査が私の前に来た。


「野辺さん。また子どもが何か渡してきましたよ!」


双子ちゃんが、また何か警察署に届けてきた。


「にこりちゃんとひかりちゃんね。」

「誰ですか?」

「私のファンです。」

「前に手紙くれた子ですよね。」


仲間巡査が手渡しした、双子ちゃんからの手紙。

いや、これは手紙じゃない。

手紙じゃなく、プレゼントのよう。

早速開けてみた。