双子ちゃんは、また最初のように私の目を見つめる。



「のべっちさんが近くにいるなら怖くない。」

「だって、わたしたちを守ってくれるんでしょ?」

「のべっちさんを見たから、安心して退院できる!」



そうなんだ。

私がいれば、怖くないんだ。