少女警官チカコ 第4話

こんな理由で電話するなんて、本当はよくないんじゃないか?

いや、事件のためにするのならいいかな。

だから電話する!


〈もしもし? 警察署?〉

〈野辺です。少し聞きたいことがあるのですが。〉

〈はい……娘のことですか?〉

〈そうです。聞いてもいいですか?〉

〈はい。いいですよ。〉

〈防犯カメラにうつっていた、船倉くんという双子の男児のお家、知ってますか?〉

〈はい。知ってます。あのラーメン屋の少し行ったところです。そこはアパートに見える建物ですが、一軒家です。〉

〈わかりました、ありがとうございます。失礼します。〉


だいたいの場所はわかった。

私と同じ、刑事科のくせに全然刑事っぽくない仲間と2人でパトカーに乗り、そこへ行った。