祐也と私と一平先輩

思わず右手で熱くなったおでこをさわる。

私、キスもまだなんだから。


先輩たちって凄い....。






「おい」


えっ?


呼ばれて小坂くんを見る。


「どれにする?」


自販機に小銭を入れているところだった。


「あ、あの、えっと.....オレンジ」


無言でオレンジのボタンを押す小坂くん。


もしかして心配してくれてるとか?


「ほらっ」


ペットボトルを投げてきた。


わっ、と姿勢を崩しながら両手でジュースを受け取る。

「.....ありがと」