祐也と私と一平先輩

「帰ろうぜ」


ぶっきらぼうに言うとスクバを肩にかけて小坂くんは図書室を出て行く。


「あ、待ってよ」


慌てて追いかける。


寂しい教室に一人で残されるのが怖かった。

だってここだってお化けでそうだもん。



静かな廊下を歩く音。

私さっきの光景が頭から離れない。


あの格好....あの二人....あそこで....たぶん.....だよね?



想像するだけで顔が赤くなるのがわかる。


でも、でも高校生になったら普通なの?


わ、私は無理だわぁ~.....あははっ。