祐也と私と一平先輩

「あの、先生の写真撮ろうと思ってカメラ探してたんだけど、小坂くんカメラ?」


何故あなたが持ってるの?



「それならもうやった」


「えっ?」


言いながら小坂くんはロッカーの扉を無造作に閉めた。


「お前トロいなぁ。俺がカメラ持って出たの気づけよ」


小坂くんは呆れたような視線を向けてくる。



気づけよって....。ちょっとひどくないその言いかた。


それに。
あ、あれは放置プレイじゃなかったの。


だったら一言くらい言ってくれたって良くない?


やっぱ、こいつ不親切だし。



「写真のデータ、印刷屋に送っといた」


うわっ、そんなトコはさすがですっ....けど。


けど....さ。