祐也と私と一平先輩

「綾乃っ!そっちかっ?!」


一平先輩が物置部屋へと入ってくる。


「一平くんっ!!」

先輩の姿を見つけて駆け寄った私をきつく抱きしめてくれた。


「綾乃っ!!」

私も先輩の背中に腕を回す。


「....怖かった。うっ.....く...」


先輩の腕の中で安心して思わず泣き出していた。



「良かった....。心配したんだぞ」

先輩は大きく息をついた。


「う....うん、ごめん....ね」


ほほを涙が濡らす。