祐也と私と一平先輩

一平はしばらく黙っていたが、


「...そうだな。
おそらくだが、分かるつもりだ」



やっぱりね。
祐也は内心歯ぎしりした。


あんたには負けるよ。


そうさ、あんたは優秀な先輩だと認めるよ。


改めて自分と一平との差を感じて少しだけ、
ホントに少しだけ祐也は落ち込む。


常に自分より優位に立っている一平を祐也は認めたくなかった。