祐也と私と一平先輩

「そうかな?
俺は綾乃なりに生徒会に貢献してると思うよ」


「そうかしら?.....甘いのよ、一平は」


「甘い?」


「そう。幼なじみだからってあんな使えない子を入れるなんて、
あなたらしくもないわ」


清良はいまいましそうに決済書類に目を通す。


「ペアを組んでる小坂くんも苦労してるみたいだし」



「....そう...か」


うつむき一平は黙り込んでしまった。


「いっそ赤点になってもらった方が生徒会の為にはいいかもしれないわよ?」


「言い過ぎだぞ、清良」


一平は握りこぶしに力を込めていた。