祐也と私と一平先輩

あは、そんなことあったよね。


懐かしい記憶。


心地よい感動。


「あの後、降りるのがまた大変でさ」


....?


そうだったけ?



「恐いって泣き出してさ。あんまり騒ぐからスカートがボルトに引っかかたのにスルーしてさ」


かーっ。顔が赤くなるのが分かる。

そ、そうだった。

忘れていた恥ずかしい記憶。


「スカートが脱げて、パンツ丸出し」


ケラケラ先輩は笑う。