「うーん。ま、そんな感じ」
「へえ。…可愛い水着買わなきゃ!」
でも本音を言えば今年も3人が良かったのにな。
ま、いいか。
数学なんて頭に入ってこない。
ただただ眠い。
ノートがただの落書き帳になっている。
…
「…里衣…里衣!」
体が揺れてる…。
あ、私寝てたんだ。
目を開くと南美の顔がボヤけて見える。
けれどその顔が怒っているのは声のトーンと立ち姿で分かる。
「やっと起きた。…いつまで寝てるわけ?…なんでシヲ起こしてあげないの?」
「ああ。だっていつものことじゃん」
そう。寝るのはいつものこと。
だけど今日は寝すぎたな…。
時計を見ると授業が終了してから5分も経っていた。
