俺の予想通り、和花葉さんが自分を心配していたことを聞いた笹木は舞い上がり、彼女に振られる以前よりも、騒がしくなった。
なんて、単純なんだろう。
朝からハイテンションな友人を、思わず、哀れみの目で見てしまった。
そんな笹木を見た和花葉さんは、安心したようで、彼女からお礼された。
礼を言われるほどのことはしてないのだが…………。
彼女はもっとドライな性格だと思っていた。
だから、彼女には人が寄り付かないし、寄ってきた人もことごとく振り払っているのだと思っていた。
だが、実際は、とても純粋で人の感情に敏感な人物だった。
…………いや、実際と断言して良いほど彼女とは親しくなったわけではない。
でも、彼女と過ごす時間が増える度、彼女の新たな一面を見つけてゆく――。

