いつも料理教室が終わった後にキッチンを借りてお菓子の研究をしている。
ガチャンッ‼︎
‼︎⁇
まだ、誰かいる!
そこにいたのは、すごく顔が整った美青年、モデルみたい。。。
何作ってるんだろう?
「何?」
「あ、ごめん、何つくってるのかなーって思って」
「チョコ。。。」
チョコ⁈
「チョコならちゃんと湯煎しなきゃ!」
「湯煎って?」
「とりあえず指示だすから!」

〜⚫︎〜⚫︎〜⚫︎〜⚫︎〜⚫︎〜⚫︎〜⚫︎〜⚫︎〜⚫︎〜⚫︎〜⚫︎
「「できたー!」」
なんとか出来上がった。。。
「料理ってこんなに疲れんだ。。。」
「でもね、食べてくれる相手のこと考えたら楽しいでしょ‼︎」
「ぁ、りがとぅ」
「好きだ。。。小泉 鈴華。」
「え⁈」
「小泉さん?」
功先生!もう、7時だ!
「ハルカ!水曜日は使っちゃダメだって言ってるだろ!」
「悪りぃ忘れてた」
この2人の関係って。。。
ジッと黙って見ている私に気づき、功先生は口を開ける。
「ごめん小泉さん!この子は弟の遥
確か小泉さんと同じ高校だったはず」
え!そうだったの?
「これからは毎日きて俺に料理教えてくれよ」
えぇぇぇぇぇぇぇぇ!


【はるかside】
彼女は俺のことなんか忘れている。。。
しかも、よりによって兄貴に。。
だからって負けねー、あいつのことだけは渡さねー。