なぜか私、年下ヤンキー手懐けました。

「…しらねーよ。あの日たまたまテメーらがいなかっただけだろ。俺はシッカリ落とし前はつけた。もうお前らとは何の関係もねー」


「冷たいね〜。俺らには何の礼もないってか?お前にあっちの世界を教えてやったのは誰だと思ってんだよ?あ?」


バットを手に叩きつけながら、ジリジリと詰め寄ってくる3人の男に長瀬はたじろぐ事もせず、じっとそれを見据えている。


「お前のその生意気な態度、前々から気に食わなかったんだよ。俺らにもシッカリ落とし前つけてみせろよ」


小さく溜息をつく長瀬。


仕方ないと言わんばかりに小首を傾げる。


「いいけど。何すりゃ満足?」


「分かってんだろ?」


男はニヤリとして、金属バットでコンッと地面を打った。


「土下座しろ」


なっ…!


土下座って!!


私達のいるエントランスには、何だ何だと生徒達が集まり出している。


こんな所で土下座とか、ただの見せしめじゃない!


というか、この前長瀬が言ってた「悪いことすんのやめる」って、いちいちコイツらの了承を得なきゃならないわけ?


何がケジメよ。


意味が分からない。