そんなことを考えていたら

無色の降りる駅に着いた。



つまり私の降りる駅の

ひとつ手前まで

やってきたということである。



とりあえず

訳の分からない私の妄想の

材料になってくれて


ありがとうとすみませんを


無色の背中に向かって



心で伝えておいた。