涙の駆ける空







「おはよう。」






机の上にはなにもおかれていなかったから仕方なく自分で朝ごはんを作ってみた。



鳥が外で鳴いている。聞こえる。


なんなと生きてるんだな…私。


一日たつと気持ちは少しは落ち着いた。
今日も行くしかない学校の鞄をつかんで家の鍵を閉めた。