そうこうしているうちに、先生が来た。 「まぁ名取さん!どうしたの?」 すかさず深奈が口を挟む。 「名取さん、大丈夫?転けたの…痛いよね。」 うっわ…。もう、どうしようもできないくらい、深奈が怖くて それを止めれない自分も怖かった。 やっぱり、私の居場所はここじゃないんだ。 気づいた時にはもう遅く もう…戻れるわけが無かった。 ただただ静観しとく事しか私にはできなかった。