…あれ。心配かけないように電話したのに。涙が、涙が止まらなくなっている。



「…クスッ…うっ。」

「綾瀬。強がんなくてもいいんだよ。」

「新川くん。心配かけてごめんなさい。ごめん。」

「綾瀬…今は好きなだけ泣け。そして明日からまた笑おう?俺らと一緒に。」

「うん。」