君の隣は…。

「でも、さっむーい」

私は大和の前髪をくしゃくしゃにする。

「うっわ!お前やめろよ 笑
髪の毛崩れるだろ~ 笑」

あれ…?こんなニット帽もってたっけ?

持ってなかった、よね?

買ったのかな?でも嫌な予感がする。

「そのニット帽、似合ってるね!
はい!返す!」

「おぅ!そうか!さんきゅ」

え、なんでそんな照れたように笑うの?

もしかして…。

「もしかして誰かからのプレゼント?」

「おぅ。 まぁな!」

「へ、へー!そうなんだ!
てか遅刻する!行くよっ!」

なんでこんなに胸騒ぎがするの??

誰なの?やっぱり、好きな人から…?

ずっと頭の中をぐるぐる駆け巡る。

こんな幸せな毎日がずっと続くと思っていたこの時の私はバカだった。