「朝ごはんはオレが作るから!」
「知らないっ」
「奈央さんの好きなものなんでも!」
「……知らないったら」
「何が食べたい?」
奈央さんは唇をとがらせて、プンと横をむいて拗ねていたけど。
やがて、
「……フレンチトースト」
ぼそっとつぶやいた。
か、かわいすぎる……。
オレは奈央さんの顎をつかんで自分の方へと向けて。
「え?」
驚いて半開きになった唇へ、そのままキスした。
「ちょ……とっ!」
逃げようとする奈央さんの体を、椅子の背に押さえつけて、そのまま深く舌を絡めていく。
「も……もおっ……んん……っ」
再びオレたちは、互いを貪るようなキスにのめり込んで……


