「おばあちゃんの唐揚げ美味しい!」


「そうじゃろう。わしの自慢の奥さんじゃよ。」


「うふふ、それはよかった、たくさん食べて大きくなるんだよ、凛太郎」




いつもの楽しい夕ごはん。



「そういえばね、今日、友達ができたの!砂場で一緒に遊んだんだあ!」


今日あった出来事をおじいさんとおばあさんに話しました。その子の笑った顔がとっても可愛くて、大好きになったんだとも話しました。



最初は二人ともニコニコ聞いていたけれど









「その子ね、最初、鬼はあっちにいけって言われて泣いてたんだよ。」









そう言うとさっきまでのニコニコが嘘のようにみるみるうちに二人は真っ青になりました。