「待たせたね。」


「私達も今来たところだよ。」


永遠さんとは 一度も目を合わせてない
今日は 見れそうにない


食事が進むにつれて 話も弾む


「もう 子供達は会ってるみたいだから 結婚は早そうだな。」


「そうなのか?永遠。」


「あぁ。」


「男は寂しいなー。何も言わないから 女の子が羨ましいよ。」


私達は ただ親の話を聞いているだけ
盛り上がってるのは 親だけだ


「結婚はいつにする?」


もう結婚?
早くないかな?


お姉ちゃんは永遠さんに視線をむけた


「孫が楽しみだわ。きっと 可愛い子が産まれる。」


もう孫の話まで進んでるし…
呆れてしまう