私は目を疑った だって私の手のひらに 制服のボタンがあったから そしてさっきまであった奥寺くんの第2ボタンが 無くなっている 「えっ…これ…」 「俺の第2ボタン! 葉山さんにあげたくて…」 そういいながら奥寺くんは顔を赤くして さっき現れた友達が去った方へと足を進めた