そして、その日は前触れなくやってきた。
リズはいつも通りにソラの家のドアを開け、中に入る。
「こんちわー。」
いつもと違ったのは先生がソラの部屋の前で顔を青くしていた事。
「……先生?」
「リズ……っ!」
先生の顔を見てリズは察した。
そんな、まだ早いよ。
「ソラの記憶がぁ……!」
リズは先生がその場に崩れるのと同時にソラの部屋へと勢い良く駈け込んだ。
ソラのその姿を見た瞬間、涙が溢れてきた。
ねぇ、ソラ。
星を見に行かないか?
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