目が覚めた。

なんか夜になってる。

私、どんだけ気を失ってたんだよ!

「あ、目覚めた? 気分はどう? 」

顧問の先生。あ~優しいな~。

女神様みたい。

「まだ…ちょっと…」

「無理しないでね。」

「私、どうしたんですか?」

「結構重度の熱中症だったって。命もギリギリだったらしいわよ?良かったわね~助かって。」

「そうなんですか~。」

「あ、そうそう!あなたって、本村君と仲良かったっけ?麗香ちゃんに次いで心配してたし、猛ダッシュで駆け寄ってたわよ?あんまり男子と関わらないタイプだと思ってたから、ちょっと意外だったのよ~。」

「まぁ先生の言うとおり、普段はあんまり男子と関わらないんですけど…何か席が隣になってから、結構関わってます。(笑)」

「私はそこのコンビ、いいと思うけどな~!」

「いいって…?」

「だから~!付き合っちゃいなよ~!」

「え?何言ってるんですか~!やめて下さいよ~!」

「予言するから!(笑)」

先生と恋バナってそうそう出来ないよね。

ちょっとラッキー!

楽しかったな。