8年前の夏。
私達はいつも行くスーパーへおつかいに行った
「優璃ー!牛乳あった?」
「あったよー!」
「よかった!じゃあ後は…」
「ねぇ優蘭、私お菓子欲しい!!」
「ダメだよ。今日は言われたものだけを買わなきゃ」
優蘭は私とは違って真面目な子。
でも私は
「やだー!」
わがままばかり言っていた
「じゃあしょうがないなぁ…。一つだけだよ?」
「やったー!」
そう言って私はお菓子売り場へと走って行った

あの時、私がわがままを言わなければ運命は変わっていたのかな…