「いよお!! 熱血クン!お帰り!!」


「……――」




部屋に帰って 脱力



本当の本気で
…今日戻るのやめようかと
どこかに逃げようかと思った位
ここに着くまで悩んでたのに


当の真木は、寝巻のまま
陽気にエレキギターを掻き鳴らしてる…




「ご…真木
いや…すみません…でした…」


「あ゙ーーっ!!うるせーうるせーー!!
昼間のオレと、今のオレは違うの!!」


「ちょっと
五月蝿いのはキミだよ真木
早弾きあまり、上手くないんだから
耳障りな音、たてないでくれる?」


「ハイすみませんネ
…あ゙ーー!!もーー!!
緑川サンみたいになりてええええ!!!」


………