それから数時間。 「あぁ、岡部さん!しっかり!」 「課長〜!本当にごめんなさい!」 私はうまく1人で立って歩けないくらいに酔っていた。課長は優しいから、こんな私を見捨てなかった。 社員も私を見てから、課長を哀れみの目で見ていた。社員に向かって「責任を持って送り届けますよ」と、私の右腕を課長の肩に回し歩き始めた。 「さて、帰りますよ。岡部さん」 と、甘く耳元で囁いたように・・・思えた。