な、何言ってんのこの人…………………………??


「えっ??なんか俺変な事言ったかな?」

「ひ、姫…??」

「うんっ、だって君天使みたいでチョー可愛いじゃん!!」




あぁ………かわいそうなこの人。


今までどんな酷い下水なものを見てきたのだろう。


変なものを見すぎて目が腐ってしまっている………。


「はぁ……あなた、今日このあと眼科行った方がいいですよ。では。」


あたしはもう遅刻とかも考えずに普通に私は歩き始めた。

「ちょ、ちょっと待って!!その制服、同じ学校でしょ!?遅刻するから一緒に行こう!!」


「へっ??」

考える暇もなく、私は腕を惹かれ一緒に走らされた。