「きゃー、季節。」ライブの真っ最中です。
季節の新曲花降を演奏していた。
「フゥ〜、ドームツアーお疲れ様でした」暗泉の掛け声で乾杯。「七人ともお疲れ」チーフマネージャーの桜井歩が言った。「マネージャーのおかげです。」僕は、言った。「横山、良くそんなこと恥ずかしがらずに言えるよな。ある意味才能だよ。」輝羅泉が笑いながら言うと。そこにいた全員が笑った。「でもそこが信君のいいところだよね。」歩は笑いながら言った。「あー」「どうしたの。マネージャー」冴山は
自分のマネージャーである軽斗に言った。軽斗は冴山の耳元で囁いた。「はぁ、明日から学校なんでそんなことになってるんだ」「明日は、学校の修学旅行だからどうしても来て欲しいて校長が」「母が…」冴山のお母さんは私立中学校の校長で冴山はそこの三年生です。「行ってこいよ。大体三日間だけだろう。それに北海道なんて楽しそうじゃん」僕は言った。「そうやな。行ってらっしゃい」遠樹が大阪弁で言った。「ありがとうございます」冴山は、そう言うと部屋を出て行った。「良いな。中学生は」中卒で今は、大忙しの暗泉が言った。「そうやなでも、中学生も大忙しだな」遠樹は、賛成した。「そういえば、ここの中で学生て何人いるん」「四人だな。冴山、信、武類、亮の四人」
「えーと、冴山と武類が中3、亮が高2で信が大学二年生。」輝羅泉が言った。「大学」「そうそれも、偏差値70の難大。だっけ」「そうやけど。僕推薦ですし勉強して受かったわけではないので」僕は、否定的に言った。「すげぇなお前。前からすげぇ奴だとは思ってたけど。」遠樹は、感心したように言った。「高校で入学だっけ」「それに、結奈ちゃんと一緒」輝羅泉と亮が言った。
「うるさいな」僕は言った。