戸田の家に訪れてから、初めての月曜日。


学校で会うのは慣れていたはずなのに、心臓のバクバクは戸田の家に行った時からおさまらない。


このまま心臓が壊れて死んでしまいそうだ。


わたしは誰もいない朝の教室が大好きで、今日もいつものように1番乗りで学校にたどり着いた。


はずだった。


職員室に鍵を取りに行ったものの、フックには何もかかっておらず、わたしはそのまま教室へ向かった。


先生が先に教室を開けていることは珍しくないため、わたしは特に気にはしなかった。