1年B組のヴァンパイア君に恋をした。

俺が吸血鬼だって事を知っていく人は

学校の半分くらいの生徒しか知らない



一体どこから流れているのか分からないが


他学年の方でも噂が広まっているらしい




俺の隣にいる一宮も知っている。




「昨日、大丈夫だったか?」

一宮が俺に心配そうに声をかける




「え、あぁ…まぁ…なんとか、大丈夫だった…」

初対面の人の血、吸ったから平気〜

なんて言える訳ないよな…



しかも女子の先輩だなんてさ。


真面目で人望の厚くて頼り甲斐のある



生徒会長だし…