「なんだよ。一宮。」




「俺らも購買行こうぜっ!」

一宮のニカッと笑った笑顔は俺にとっては

凄く眩しいくらいだ




「俺、電車賃しか、お金、ない。」




「彩、よくそれで生きていられるよな

じゃあ、ちょっと待ってて」




「…?」

一宮はダッシュで教室を出た





それから10分くらい経った