他にどこがある? あいつは、屋上にしかあまり行かないよ? なんで? そう思っていると、一筋の涙が夏希の頬を濡らした。 「泣いてちゃ、だめだ!探さなきゃ!」 とにかく順番に探した。 暫くして、 「裏庭がある!裏庭に行ってみよ!!」 「…え?」