「なっちゃん?」

「あ、うん。大丈夫だから。」

「ならいいけど。」

良かった。なんとかあまり喋らずにすんだ。

でも、隣だからなんだか気まずい。

はやく授業始まらないかな?
あつさはトイレに行ってるし。

「夏希!」

「あつさ~」

良かった、あつさが戻ってきてくれて。

暫く雑談したらチャイムが鳴ったので、私たちは席についた。

ようやく授業が始まる。