俺たちはいつも通り夏希たちを迎えに行った。


また喋ってる。


「あ!拓海達だっ!じゃあね!」

「おう!」


「拓海お待たせ☆」

夏希が凄い笑顔で行ってきた。
この顔で言われると何でも許しちゃうほど弱えんだけど、今日は何故か許せなかった。


「拓海?何かあった?」

夏希が聞いてくる。
あいつと喋るなとも言えず

「別に。」