「ずっと、繋がってた」 「……え?」 「私の携帯で、ずっとお母さんに連絡を取ってた。大家さんに言ってメニューの相談をしたりとか、この前まではサボってたけど、また……」 驚いて口を開きっぱなしにする。 愛海はギュッと封筒を握り締めた。 「どうして……?」 今度は、私が追い詰めていた。 だけど、止まらなかった。 「ごめん」 「何で……?」 「ごめん……!」