「よし!」
今日はいませんように
そう願いながら病室のドアを開けた
「せ、先生ー? 私です…」
「うん? あ、相沢さん!」
良かった今日は来てないんだ
私はベッドに近づいた
「あの… この前はいきなり帰ってごめん…」
「気にしないで ここ座って」
先生はイスを指差した
「ありがとう…」
先生の顔をまともに見たのはいつ振りだろう
そんなに日はたっていないはずだけど久しぶりに会ったような感じ
「あ、これ 先生シュークリーム好きだったよね? ここ置いとくね」
「お、ありがとう!」
久しぶりの2人きり
しかも密室
なんかいつも以上に緊張する
って何考えてんだ
「だいぶ良くなったの?」
「まぁね あと1週間ぐらいで退院だってさ 早く退院して学校に行かなきゃいけないんだけどね… みんなに迷惑かけるしさ」
先生は人一倍責任感が強い
そのことは私もよく知っていた
「大丈夫だよ! 今は体のことだけ考えよ 私先生に早く元気になって欲しいの…」
「相沢さんは優しいな… ありがとうね」
先生はニコッと笑う
この優しい笑顔に何度救われたかわからない
「そういえば僕頭痛を起こす直後何か思い出せそうだったんだよね…」
「そ、そうなんだ」
「うん… あれからさ同じような夢ばかり見るんだ 楽しそうに話してるけど隣にいる相手がボヤけて見えないんだ なんか不思議な感覚で」
それは私だよって言いたいけどなかなか言えないもんなんだよね…
「僕はね相沢さん話してると不思議な感覚に襲われるんだ なんかよくわかんないけど… 初めて会ったときからずっと 君をもっと知りたいって思ったし、もっと話していたいって思うんだ…」
「先生…」
「だからさ退院して病院に行かなくなってもいつでも会いに来てよ 中学にいるからさ」
嬉しすぎて言葉が出ない
先生から会いに来てって言われたら舞い上がっちゃうよ…
変に勘違いしちゃうし意識する
けど先生には愛してる人がいる
例え私が嫌いな人でも先生にとったら大切な人
今の先生から大事なもの奪っていいのかな?
先生幸せを邪魔していいのかな…?
今日はいませんように
そう願いながら病室のドアを開けた
「せ、先生ー? 私です…」
「うん? あ、相沢さん!」
良かった今日は来てないんだ
私はベッドに近づいた
「あの… この前はいきなり帰ってごめん…」
「気にしないで ここ座って」
先生はイスを指差した
「ありがとう…」
先生の顔をまともに見たのはいつ振りだろう
そんなに日はたっていないはずだけど久しぶりに会ったような感じ
「あ、これ 先生シュークリーム好きだったよね? ここ置いとくね」
「お、ありがとう!」
久しぶりの2人きり
しかも密室
なんかいつも以上に緊張する
って何考えてんだ
「だいぶ良くなったの?」
「まぁね あと1週間ぐらいで退院だってさ 早く退院して学校に行かなきゃいけないんだけどね… みんなに迷惑かけるしさ」
先生は人一倍責任感が強い
そのことは私もよく知っていた
「大丈夫だよ! 今は体のことだけ考えよ 私先生に早く元気になって欲しいの…」
「相沢さんは優しいな… ありがとうね」
先生はニコッと笑う
この優しい笑顔に何度救われたかわからない
「そういえば僕頭痛を起こす直後何か思い出せそうだったんだよね…」
「そ、そうなんだ」
「うん… あれからさ同じような夢ばかり見るんだ 楽しそうに話してるけど隣にいる相手がボヤけて見えないんだ なんか不思議な感覚で」
それは私だよって言いたいけどなかなか言えないもんなんだよね…
「僕はね相沢さん話してると不思議な感覚に襲われるんだ なんかよくわかんないけど… 初めて会ったときからずっと 君をもっと知りたいって思ったし、もっと話していたいって思うんだ…」
「先生…」
「だからさ退院して病院に行かなくなってもいつでも会いに来てよ 中学にいるからさ」
嬉しすぎて言葉が出ない
先生から会いに来てって言われたら舞い上がっちゃうよ…
変に勘違いしちゃうし意識する
けど先生には愛してる人がいる
例え私が嫌いな人でも先生にとったら大切な人
今の先生から大事なもの奪っていいのかな?
先生幸せを邪魔していいのかな…?

