「あ、僕そろそろ行かなきゃ」

気付いたら2時間近くたっていた

先生といると時間が過ぎるのが早い

あの頃もそうだった

「あ、あの… また会ってくれますか?」

「もちろんだよ! いっそうのこと毎週土曜日はここで話そうか」

「えっ、、」

「嫌ならいいんだけど…」

「いや、嫌じゃないです! 私も先生ともっと話したい…」

まさか先生から言ってくれるなんて

「僕も相沢さんと話してると不思議と笑顔になれるんだ」

先生が私を真っ直ぐ見つめる

「なんか顔についてますか?」

私は恥ずかしくなって顔に手をやった

「いや、別に… じゃあまた来週!」

「はい!」

それから私達は毎週土曜日この場所で会って話をしていた