ピピッピピッ

「先生…」

私は意識が曖昧な中目覚まし時計を止めた

「え、、 また夢か…」

あの告白から4年の月日が経つのに今だに見るこの夢

私は「いつか」を今でも待っている

先生は必ず迎えに来てくれると信じていた

けど先生から連絡が来ることはない

卒業してから1年ぐらいはたまに中学校に遊びにいったりしていたけれどいつの間にかそれもなくなってしまった

連絡先は知ってるけど携帯の番号だけ

私は電話する勇気すら出ない

臆病者なのだ