あれは7年前

私は先生に出会った…

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私は泣いていた

中学に入ってすぐ母さんが死んだ

それから毎日のように泣いていた

学校では笑顔でいようと頑張っていたでも辛くて辛くて…

そんなときある人が声をかけてくれた

「図書室においで 何か気晴らしになるかも」

ニコッと笑ったその顔は太陽みたいに眩しくて

なんで私に声をかけたのか…

担任でもなかった水澤先生がなんでこんなに気にかけくれるんだろう?

ずっと疑問だったけど図書室で先生と過ごす日々は心地よくて

私は先生に全て話した

今まで誰にも言えなかったのに先生だけには私の全てを知ってほしかった 救ってほしかった