夢を見ていた。

幸せな、幸せな、夢。

そのぼんやりとした視界の中で、向かい合う少年の美しい金髪と琥珀色の瞳だけが、はっきりと浮かんでいた。



序章【It will always be you and me.】
──いつだって、私たちふたりは一緒だよ。