ふと目が覚めると
横で哲君が寝ていた。


体には
布団が掛かっていて
先輩はまだ寝てるから
きっと哲君が
かけてくれたんだと思う。


時間を見ると
まだ夜中の2時だった。

あたしはケイタイを
開くと
幹斗にメールを
書いた…。




‐‐‐‐‐‐‐

遅くにごめんね。
元気ですか?
聞きたい事は
いっぱいあります。

どうして急に
会えなくなって
しまったのか…
でも今聞きたい事は
あたしはどうしたら
いいのかと言う事です。

あたしは
待ってていいんですか?

あたしが幹斗を
忘れて欲しいなら
忘れます…。

それはやっぱり
大好きな幹斗の
願いだからです。

あたしが幹斗の事を
想ってるのが
迷惑なら忘れます。

でも時間を下さい。


長い文ごめんなさい。

本当にバイバイ…。
幸せになって下さい。






‐‐‐‐‐‐‐


送信ボタンを
ためらいながら
押した…。

もう本当にバイバイだね。
幹斗今まで
ありがとう…。