私たちが通っている高校 “桜ヶ丘学園“

県内でもそこそこレベルの高い高校だ。

だからなのか、もう校門が閉まっていた。

時間ぴったりに普通校門閉めるかな?

「茉日!行くよ!」

「OK!琉梨!」

「「せーの!」」

はい!大成功!

見事2人で校門を超えると、

急いで教室に向かう。

ガラッ!!

教室のドアを開けると

そこに居た全員がこっちを向いた。

「高瀬さん!長谷部さん!新学期初日から遅刻
なんて・・・まぁいいわ。後で職員室来なさい。」

「「はい。」」